染毛料に入っている成分


化粧品に入っている成分は、その法律(薬機法)によって定められている範囲内のものしか使ってはいけないことになっています。その為、基本的に人には無害であるはずです。しかしながら、万人に無害か?と言うとそうでもないのが現実です。例えば、ある成分に対するアレルギーを持っている方には、当然アレルギー反応が出てきます。その反応が軽ければまだしも、ひどくなる場合も可能性としてはあります。

 

自分の肌にあっているのかを確認するには、使ってみないとわからないところもあります。しかし、いきなり使うのはリスクが有る。だからこそ、ヘアカラーや染毛料を使う前には「パッチテストを行って下さい」と記載してあります。パッチテストを行うことでリスクを軽減できるのです。

加水分解コラーゲン


コラーゲンとは、アミノ酸がたくさん連なった束3本が集まり、螺旋状に巻き付いて形成されているタンパク質です。螺旋状になっている部分は3本の束がお互いに分子間架橋を形成し強固になっていて、それ自体は水には溶けません。しかし、分子間に架橋を持たないコラーゲンの両末端は水に溶けます。これを抽出したものが水溶性コラーゲンです。しかし、水溶性コラーゲンの分子サイズは肌に浸透していくほど小さいサイズではありません。

 

そこで、この水溶性コラーゲンを熱に溶かしてゼラチン状にし酵素と反応させることで、巨大なコラーゲン分子を小さな分子サイズに分解させます。このように浸透性を良くするために処理を行ったものを「加水分解コラーゲン」といいます。(低分子コラーゲン、コラーゲンペプチドなどとも呼ばれます)

 

ちなみに、この加水分解コラーゲンの浸透性が高いため、界面活性剤と間違えられることがありますが、それは間違いです。加水分解コラーゲンは界面活性剤ではありません。

 

多くの化粧品に配合されていますが、その目的は主に『保水・保湿強化』のためです。肌のコラーゲン(タンパク質)を補うものではありません。

界面活性剤

親水性の部分と親油性の部分を持ち、水と油を混ぜる事ができる性質を持ちます。泡を作るために配合するときもあります。

 

市販されているのものに入っている分量は、多量に飲み込んだり、目に入ったりしない限り問題はありません。しかし、皮膚が弱い方には荒れの原因になることがあります。また、発がん性については、その発生率はコーヒーに含まれるカフェインより低いと言われています。

 

主に、洗剤・石鹸・化粧品に配合されています。

クエン酸


植物のデンプンを原料とし、これを発行させて作られています。食品添加物としても使用されます。

 

髪が1番健康な状態である弱酸性 ph4~6へpH調整(中性ーアルカリ性を酸性にする)、殺菌の目的に使われることが多く、化粧水、乳液、ボディソープ、歯磨き粉など、幅広く使用されています。

セルロースガム


半合成の水溶性ポリマーです。(重合反応して出来る、水に溶ける化合物)

水に溶けると粘性の液状になります。粘度調整や他の保湿成分との組み合わせによる、相乗的な保湿を促します。セルロースガム自体に臭いや味はありません。

 

乳液、美肌クリーム、シャンプー、ファンデーションなどに多く使用されます。

加水分解大豆タンパク


食品用の脱脂大豆を酵素で加水分解(水が作用して起こる分解反応)し、水に溶けるまで分子状態にしたものです。水分保持力が強く、保湿剤、化粧品、乳液、クリーム、シャンプーなどに使われることが多いです。

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド


インド・パキスタン地方の水溶性天然多糖類であるマメ科の植物”グアー豆”の胚乳部から得られます。

加工することにより、半合成の水溶性カチオンポリマーとなり、毛髪に対し、柔軟性、コンディショニング効果が得られます。さらに、増粘作用、帯電防止作用も期待できるようです。

 

主にシャンプー、洗顔フォーム、美容液等に配合されています。

臭素酸ナトリウム


酸化剤です。パーマの2剤としてよく使われます。過酸化水素より強力ではありません。

亜硫酸ナトリウム


防腐剤として使用されることが多いようです。食品の原料や加工時に使用されます。保存目的で、果汁、ジュース類などに使用されます。

 

また、さらに毛髪表面をしなやかにする作用もあるようです。

ハーブ類


多種のハーブ類が使用されています。頭皮やお肌に使うことで劇的な変化を求めることは難しいとは思いますが、長く使い続けることで良い変化をもたらすことが出来ます。

 

詳しくは「自然原料-ハーブ」のページを御覧ください。